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Q. 歯磨き粉や歯医者さんで使う「フッ素」って体に毒でやばいって本当ですか?
A. いいえ、決して「やばい毒」ではありません!フッ素は普段飲む水や食べ物にも当たり前に含まれている自然の成分であり、適切な量と濃度を守れば虫歯予防に欠かせない極めて安全な味方です。
川崎市中原区・平間駅のワコ歯科・矯正歯科クリニック院長、長崎がお答えします。
インターネットやSNSで「フッ素は危険」「体に蓄積して害になる」といった不安を煽る情報を見かけて、心配になった方も多いのではないでしょうか。
しかし、科学的な事実として、フッ素は特別な人工化学物質ではなく、自然界の土や海水、川の水、そして私たちが毎日口にするお茶、味噌汁、魚介類、お肉、野菜など、ほぼすべての食品にごく普通に含まれている天然のミネラルです。私たちは知らず知らずのうちに、日常の食事からフッ素を取り込んで生きています。
医学や化学の世界で最も重要な鉄則は、「すべての物質の毒性は、量・濃度・頻度で決まる」ということです。
これは身近な「お塩(食塩)」に例えるととても分かりやすいでしょう。お塩は人間が生きていく上で欠かせない栄養素ですが、もし一度にどんぶり一杯の塩を丸呑みしたら、深刻な中毒を起こして命に関わります。だからといって「塩は危険だから一切摂取してはいけない!」と避ける人はいませんよね。適量を料理に使うからこそ、美味しく健康に過ごせるのです。
歯科用のフッ素もまったく同じです。歯磨き粉や歯科医院で塗布するフッ素は、歯を硬く強くするために徹底的に計算された「極めて安全な適正濃度」にコントロールされています。用法・用量を守って使っている限り、体に害を及ぼすことはまずあり得ません。むしろフッ素を過剰に怖がって遠ざけた結果、虫歯だらけになって歯を削ったり失ったりするリスクの方が、お体にとってよほど深刻な損失です。
ワコ歯科では、科学的根拠に基づいた「最も安全で効果的な予防」を大切にしています。
■ 歯を一生守るための「2つの柱」
1. 【毎日のセルフケア】
虫歯予防の極意は「フッ素入り歯磨き粉を2センチ使い、うがいはせず吐き出すだけ(お口にフッ素を残す)」です。また、歯周病予防のために毎日の「歯間ブラシ」は必ず使ってください。
2. 【歯科医院でのプロケア】
痛くなってからではなく、なんともない時に「定期的なメンテナンス」に通うこと。そして、プロによる高濃度のフッ素塗布で歯を硬く強く育てていくことが重要です。
ネット上の極端な噂に振り回される必要はありません。正しく安全にフッ素を活用して、一生ご自身の歯で美味しくご飯を食べられる安心な未来を一緒に守っていきましょう。お口のケアについて少しでも疑問や不安があれば、いつでもお気軽にご質問くださいね。
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