診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
10:00~13:00 | ○ | ○ | ─ | ○ | ○ | ○ | ─ |
15:00~20:00 | ○ | ○ | ─ | ○ | ○ | ○ | ─ |
休診日:水曜・日曜・祝日
歯周病になると歯茎が腫れ上がり、ちょっとした刺激でも痛みを感じやすくなります。なるべく痛みの少ない治療をご提供するために、当院ではさまざまな工夫をしています。
例えば「エアフロー(パウダートリートメント)」と呼ばれる歯のクリーニング機器を導入。エアフローとは微粒子のパウダーを歯の表面に吹きつけて歯の汚れや着色を取り除く、歯のクリーニング方法の1つです。これを使うと、歯周病菌を含むバイオフィルム(細菌が結びついてできた悪性の膜)が取り除けます。
従来の歯周病治療では、粒子の荒い歯磨き粉や、硬い歯ブラシを使ったクリーニングで歯の表面に付着したバイオフィルムを削るように取り除いていました。そのため、治療時に痛みが出がちだったのです。しかし、エアフローで使用する微粒子のパウダーは歯の組織を傷つける心配がなく、痛みの少ない処置が可能です。歯茎が下がって露出した歯の根、被せ物、あるいはインプラントに使用しても、表面の損傷がほとんどないのがメリット。歯にやさしく、細かなところまでしっかりとクリーニングできる方法です。
また、歯石を除去する際はスケーラーという道具を使いますが、その先につけるチップも細いものを用いることで、痛みに配慮しています。
歯周病が中程度から重度まで進行している場合には、SRPが必要です。SRPとは、歯茎の中にある歯の根っこの部分についた歯石をとる処置です。この歯石をとる際に、歯茎の状態によっては痛みをともないます。そこで当院では患者さまの症状を確認し、必要があればSRPの前に麻酔を使用し痛みを緩和しています。
「歯周病治療は痛い」「怖い」と、受診を悩まれている方は、ぜひ一度ご相談ください。
歯周病は、生活習慣病の一種であるのをご存じでしょうか。
治療でそのときの症状が改善されても、歯周病は歯磨きや生活習慣が変わらなければ再発しやすい病気です。つまり歯周病の再発を防ぐには、患者さまご自身で歯磨きや食生活、睡眠などの習慣を正していくことが重要なのです。
その一方で、歯科医院が担うべき歯周病の再発防止策として、当院では定期的なメインテナンスを行っています。
メインテナンスの際は、患者さま一人ひとりに担当の歯科衛生士をおつけして、お口の状況や環境背景(習い事・介護・金銭面など)に合わせた治療メニューをご提案。お口のクリーニングはもちろん、ご自宅でのセルフケア、より良い生活習慣についてのアドバイスなど、それぞれの患者さまに合わせた方法でサポートします。
同じ衛生士が継続して担当するため、お口の中の小さな変化にも気づきやすく、よりきめ細かいメインテナンスの実現が可能です。
患者さまを担当するのは、経験15年以上(※)のベテラン歯科衛生士です。当院の歯科衛生士はみな勉強熱心で、積極的に外部の研修会に参加するなど、技術の向上に力を入れて取り組んでいます。患者さまにも安心してお任せいただけるのではないでしょうか。
※2024年現在
前述の通り、虫歯や歯周病は生活習慣病の1つです。つまり、生活習慣を改善すれば予防できる病気なのです。
患者さまご自身で、基本的な生活習慣や日々のセルフケアを見直すことも大事ですが、歯科医院で受ける定期検診やクリーニングも、同じくらい大切です。定期的に生活習慣の問題点を見つけて改善し、効果的な予防を行えば、虫歯や歯周病になりにくいお口の環境を保てます。
予防歯科に力を入れて取り組んでいる当院では、患者さまのご希望に応じて、子供も大人も3か月に1回、歯の定期検診を行っています。「治療が終わってからが本当のスタート」だと考えているため、虫歯や歯周病の予防だけでなく、再発を防ぐ予防歯科に注力しているのです。
定期検診では一人ひとりのライフスタイル、お口の中の状況を考慮し、それぞれの患者さまに合わせたケア方法を指導。健康なお口を長く保っていただけるよう、しっかりとサポートしてまいります。
また、歯科衛生士によるケアを実施し、虫歯予防や健康な歯茎の維持を目的とした、以下のような処置を行っています。
フッ素塗布と聞くと子供向けだと思う方も少なくありませんが、実際は違います。年齢を重ねると徐々に歯茎が下がり、歯の根の部分がむき出しになってきます。そのむき出しになった根の部分は虫歯になるリスクが高いことから、大人に対してのフッ素塗布も有効なのです。
適切なメインテナンスを行えば、虫歯や歯周病になりにくいお口の環境の維持は可能です。それにより、大切な歯をいつまでも健康(健口)な状態に保てます。
長く健康なお口で過ごすためにも、歯科衛生士によるケアを受けていただけたらと思います。お口とお身体全体の健康を守るお手伝いをいたしますので、ぜひ歯の定期検診にご来院ください。
歯周ポケット(歯と歯ぐきの間の溝)の深さ、歯茎からの出血の有無、歯の揺れ具合などをチェックし、歯周病の進行や回復の状態を診断する重要な検査です。検査の種類・頻度は、患者さまのお口の状態を考慮して決定いたします。
歯ぐきより下にある「歯根(歯の根)」の表面に付いた歯石や歯垢を特殊な器具で除去し、その面を滑らかにする処置です。滑らかな表面は汚れが付きにくくなり、細菌の付着を抑制できます。これにより、歯周病菌への再感染を予防します。定期的なSRPは、長期的なお口の健康維持に効果的です。
パウダーを歯にふきつけ、歯を傷つけることなく、バイオフィルム(歯垢のかたまり)や着色汚れを除去します。
歯科衛生士が専用の器具・機械を使用して行う歯の清掃です。歯磨きだけでは落としきれない歯石、歯垢、着色を除去。定期的に受けることで虫歯・歯周病の予防効果があります。
歯の質を強化するため、家庭用のフッ素剤よりも約10~20倍の高濃度フッ素を歯科医師・歯科衛生士が歯に塗布します。
歯周病とは、歯を支える歯茎や骨に炎症が起こる病気です。初期段階では「歯肉炎」と呼ばれ、進行すると「歯周炎」になります。適切な治療を受けないと、最終的には歯を失う可能性がある深刻な疾患です。
完全に治すのは難しいのが実状ですが、症状が出ないように、また悪化しないようコントロールすることは可能です。歯周病を改善し再発を防ぐには、患者さまご自身でのセルフケアと歯科医院でのクリーニングが重要です。再発防止には、治療後も定期的な検診をおすすめします。
歯周病と全身の健康には密接な関係があります。特に心臓病や糖尿病、早産・低体重児出産、認知症との関連がわかっています。歯周病の予防と治療は、全身の健康を維持するためにも重要なのです。
歯周病、歯槽膿漏、歯肉炎でお悩みの方は中原区、平間駅近くの歯医者「ワコ歯科・矯正歯科クリニック」へ。お口の健康を取り戻すために、一人ひとりの症状に合わせた治療をご提供します。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | 〇 | 〇 | ─ | 〇 | 〇 | 〇 | ─ |
午後 | 〇 | 〇 | ─ | 〇 | 〇 | 〇 | ─ |
午前:10:00~13:00
午後:15:00~20:00
休診日:水曜・日曜・祝日