平間駅・武蔵小杉・中原区の歯医者・歯科医院なら
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矯正歯科医との連携のもと、診断精度と治療品質の向上に努め、
より安心・高品質な矯正治療をご提供しています。
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休診日:水曜・日曜・祝日
シーラントとは、生えたての永久歯を虫歯から守るための予防ケアです。
お子さまの永久歯は、特に奥歯の噛み合わせ部分に深い溝があり、汚れがたまりやすい構造になっています。この深い溝に食べかすや細菌が入り込むと、歯ブラシでは取り除きにくく、虫歯のリスクが高まってしまいます。そこで行うのが、溝を物理的に埋めるシーラント処置です。
主に6歳頃に生える第一大臼歯(6歳臼歯)や、12歳頃に生える第二大臼歯(12歳臼歯)の溝を、歯科用プラスチックで埋めていきます。使用する量はわずかなため、噛み合わせへの影響はありません。
シーラント後は、歯科医院でのフッ素塗布を併用することで、さらに虫歯予防の効果を高めることが可能です。
お子さまの歯を守るために、当院が特に重視しているのが6歳臼歯へのシーラント処置です。
「なぜ6歳臼歯なの?」と思われるかもしれません。実は、永久歯の中で最も早く生えてくるこの歯こそ、最も虫歯リスクが高い歯です。特に下の6歳臼歯は、虫歯になりやすい歯として知られており、多くの子どもが虫歯を経験しています。
6歳臼歯は食べ物を噛み砕く主役として、消化や栄養吸収を支える大切な役割を担っています。さらに、後から生えてくる永久歯の正しい位置を決める「道しるべ」となる歯です。
もし子供の頃にこの歯を失ってしまったら…。大人ならインプラントという選択肢がありますが、成長期のお子さまには、健康な隣の歯を削る「ブリッジ」しか方法がありません。これはお子さまの健康にとって大きなマイナスです。
だからこそ、シーラントによる予防が重要です。歯の溝を専用の材料で埋めることで、虫歯菌の侵入を防ぎ、一生使う大切な6歳臼歯を守ります。お子さまが大人になっても自分の歯で美味しく食事を楽しめるよう、今できる予防を行いましょう。
効果的な虫歯予防の方法として注目されているシーラントは、奥歯の溝を特殊な樹脂で埋めることで、食べかすや細菌の侵入を防ぐ処置です。その成功の鍵を握るのが「処置前の準備」です。
もし歯の溝に汚れが残ったままシーラントで覆ってしまったら、どうなるでしょうか。密閉された空間で細菌が増殖し、見えないところで虫歯が進行する危険性があります。これでは予防どころか、かえって歯の健康を損なってしまいます。
こうしたリスクを回避するため、当院が最も重視しているのが徹底したクリーニングです。専用の器具を使って歯の溝の奥深くまで汚れを除去。さらに、使用する研磨剤にもこだわり、フッ素を含まない特別な研磨剤を選ぶことで、シーラント材の接着力を最大限に引き出しています。
この丁寧な下準備こそが、「確実な虫歯予防」へと導く決め手です。基本に忠実でありながら、細部にまでこだわった処置。それが私たちのシーラントの特徴です。お子さまの大切な歯を長期にわたって守るため、妥協のない準備工程を大切にしています。
当院のシーラント処置は、予防歯科のプロである院長や歯科衛生士が責任を持って行います。
処置の流れとしては、まずお子さまの歯を丁寧にクリーニング。その後、シーラント材がしっかり密着するよう歯の溝部分に特殊な処理を施してから、材料を流し込んで固めます。
歯1本あたりの処置時間は約5分程度と短いため、お子さまへの負担は最小限です。歯科治療に不安を感じるお子さまでも、比較的受け入れやすい処置と言えます。保護者の方のご都合に合わせて、一度に複数本の処置を行うこともできますので、通院回数を減らしたい方はご相談ください。
使用するシーラント材は歯科用プラスチックで、お体に害を与えることはありません。噛み合わせへの影響もありませんので、ご安心いただければと思います。お子さまの大切な永久歯を虫歯から守るために、シーラント処置をぜひご検討ください。
シーラントは一度処置すれば終わり、というものではありません。日々の食事や歯磨きによって少しずつ削れたり、外れたりすることもあるため、定期的なチェックが欠かせないのです。
私どもは、お子さまには3か月に一度の定期検診をおすすめしています。この検診では、お口全体のクリーニングをはじめ、虫歯や歯並びの状態を確認。同時に、シーラントが外れていないか、削れていないかも丁寧にチェックします。もし外れている箇所があれば、再処置を行います。
なお、シーラント処置には健康保険が適用されますので、経済的に少ないご負担で、継続的な予防ケアを受けていただくことが可能です。費用面での心配をせずにお子さまの歯を守り続けられるのは、大きなメリットと言えます。
シーラントをしたからといって、絶対に虫歯にならないわけではありません。シーラント自体には虫歯予防の効果がある「フッ素」が含まれており、少しずつ作用しますが、それだけで十分に予防できるとは言えないのが実状です。
そこで毎日の歯磨きの際にフッ素入り歯磨き粉を使うと、シーラントとの相乗効果が生まれ、より高い虫歯予防効果が期待できます。定期的なメインテナンスとご自宅でのフッ素ケア、この両方を組み合わせて、お子さまの歯を虫歯からしっかり守っていきましょう。
シーラントの持続期間には個人差があります。歯の溝を埋めた部分は、日々の食事や歯ぎしりなど、生活習慣や癖によって徐々にすり減ったり、外れたりすることがあるためです。
そこで当院では、定期的な検診をおすすめしています。検診時にシーラントの状態を確認し、もし外れている箇所があれば、すぐに新しく詰め直せます。継続的なチェックと必要に応じた再処置で、予防効果を維持していきましょう。
歯の溝の部分をごくわずかに埋めるだけですので、基本的に噛み合わせへの影響はありません。
使用する材料の量は最小限に抑えています。また、シーラント処置後は必ず噛み合わせの高さを確認し、違和感がないかきちんとチェックしています。
お子さまが快適に日常生活を送れるよう、細心の注意を払って処置を行っていますので、ご安心いただければ幸いです。
シーラントは奥歯の溝の虫歯を防ぐには効果的な予防法です。しかし、前歯や歯と歯の間など、シーラントでカバーできない部分の虫歯予防はできません。
お口全体の虫歯予防のためには、正しい歯磨き習慣を身につけ、歯科医院での定期的な検診とクリーニングを継続することが大切です。さらにフッ素塗布などを併用すれば、より高い虫歯予防効果が期待できます。
中原区・平間駅の歯医者「ワコ歯科・矯正歯科クリニック」では、予防歯科の一環としてシーラントを行っています。子供の歯を虫歯から守る専門的な予防処置をご提供いたします。
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